[Interior]Nisshoutei (Restaurant) 内外を柔らかく区切るガラスのファサード
[Interior]Nisshoutei (Restaurant) 内外を柔らかく区切るガラスのファサード
洋食 日松亭 nisshoutei
大阪下町の商店街で長年、親しまれてきた洋食屋。先代から若夫婦に代替わりするタイミングでリニューアルした。
店内はカウンターがメインのフルオープンキッチン。奥にテーブルが4席ある。先代へのオマージュを込めて外装のレンガはそのまま残した。ファサードはお客が入りやすいようにほぼ全面がガラスになっているが、シェフやお客が外からの視線を気にせずに食事を楽しめるよう、店名が入った黒い帯を配した。
床は外装と同様、先代からの記憶を引き継ぐレンガを使った。ただし外装と貼り方は変えて違いを出している。壁と天井は客席では白を、トイレがある奥のほうは黒を基調にして空間にリズムをつけた。
オーナーの隣にはいつも奥様がいて、お客との自然な対話を楽しんでいる。家庭的な雰囲気を感じさせる木のカウンターと椅子で、これからも地元に根付いていけるよう営まれている。
〈概要〉
用途|洋食屋
所在地|大阪府大阪市西成区天下茶屋北1-3-24
仕上|内部 床:レンガ貼り
壁:EP塗装仕上
天井:EP塗装仕上
工事期間|2012年11月〜2012年12月
設計|arbol堤庸策+mtds高橋真之
グラフィック|mtds高橋真之
施工|リアルワークス
撮影|笹倉洋平
category|resutaurant
address|1-3-24 Tengachaya Nishinari-ku, Osaka-city, Osaka
material| Innerfloor:Bricks
wall:EP
top:EP
period|November 2012- December 2012
design|arbol+mtds masayuki takahashi
graphics|mtds masayuki takahashi
builder|REAL WORKS
Photo|Youhei Sasakura
(Translator : Satono Maeda)